北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
AMD Unveils GPU Architecture Roadmap: After Polaris Comes Vega(AnandTech)
AMD announces GPU roadmap for 2016-2019, POLARIS to be followed by VEGA and NAVI(VideoCardz)
AMD's Raja Koduri talks moving past CrossFire, smaller GPU dies, HBM2 and more.(PC Perspective)
AMD Unveils GPU Architecture Roadmap, "Polaris" to Skip HBM2 Memory?(techPowerUp!)
New AMD roadmap shows Vega and Navi Architectures(Guru3D)
AMD GPU Roadmap Shows Till 2019 – Shows Vega and Navi GPU Architectures(Legit Reviews)
AMD Confirms Next-Gen Vega GPU and Navi GPU – 14nm Vega With HBM2 in 2017 and Navi GPU With NextGen Memory in 2018(WCCF Tech)

AMDはGDC 2016で予告していた“Capsaicin”と呼ばれるイベントを開催した。そしてその“Capsaicin”でここ数年のGPUアーキテクチャのロードマップを明らかにした。

示されたスライドにはここ数年間のGPUコアがPerformance/wattでプロットされている。そしてここで新たな2つのGPUアーキテクチャ―“Vega”と“Navi”が明らかになっている。このスライドからはこれらがどのようなものかはうかがい知ることはできず、AMDもそれについては固く口を閉ざした。
 
当該の図ですが左下に“Capsaicin”のロゴが入れられたもので、“GPU-ARCHICETCURE ROADMAP”と題されています。基準となっているのは2015年の28nm GPUです。これの次に来るのは今年中盤予定の“Polaris”で2.5倍のPerformance/wattを実現するとあります。その次からが新アーキテクチャとなり2017年の新アーキテクチャは“Vega”となります。“Vega”の文字の下には“HBM 2”という文字が見られます。そしてその次の2018年のアーキテクチャが“Navi”で“Scalability”と“Nextgen Memory”という文字列が付記されています。

“Polaris”の次の“Vega”まではそれ程間がありません。また“Vega”にわざわざHBM 2と書かれているのも非常に意味深です。各メディアもこの箇所に非常に注目をしており、様々な憶測がされています。

まず“Polaris”について復習すると14nm FinFETプロセスで“Polaris 10”と“Polaris 11”の2種類があります。そのうち、後者は“CapeVerde”(123mm2)と同等の大きさだと言うことが公式筋で明らかにされています。一方前者は232mm2程度であるというのが現時点でのもっぱらの見方です。これらのダイサイズは決して大きいものではなく、“Hawaii”付近ならまだしも“Fiji”を置き換えるには荷が重すぎるように思えます。

ここで“Vega”にHBM 2と書かれていることに目を向けると、“Polaris”にはHBM 2が使われないのではという予想がされます。実際“Polaris”はGDDR5/GDDR5Xまでにとどまり、“Vega”がAMD最初のHBM 2搭載アーキテクチャになるだろうと予想しているメディアが数多く見られます(“Polaris”はHBM 1を使うのか?と言ってるところもあるが・・・)。

ここから先は完全な個人の予想になってしまいますが、“Polaris”の時点でも現行28nmのアーキテクチャを全て置き換えることはしないのではないでしょうか。おそらく見劣りが激しい“Pitcairn”やPerformance/wattがそれ程良くない“Hawaii”を置き換え、比較的新しい“Tonga”と“Fiji”は次世代も続投、次の“Vega”では“Polaris”世代の置き換えはせず、残った28nm世代のGPU―“Tonga”や“Fiji”を置き換えるのではないでしょうか。“Polaris”がHBM 2を搭載しないのであれば、HBM搭載の“Fiji”の置き換えには力不足であり、“Fiji”置き換えはHBM 2搭載の“Vega”を待つというのはそこまでピント外れな話ではないように思えます。

製造プロセスについても“Vega”は14nmであろうと予想しているメディアもあります。2017年の前半であるならこれも妥当な線でしょう(10nmはおそらくもう少し時間がかかりそう)。このシナリオであれば14nmの成熟をまって比較的大型ダイの“Vega”を出すという計画なのでしょうか。



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コメント
この記事へのコメント
151790 
「がーんだな…出鼻をくじかれた」感

Polaris 10はGDDR5(X)でもPolaris 11はHBM2だと胸を躍らせていて、
量産が遅いから16Q3かなと思っていたら、まさかの17H1ですか……1年後じゃないの
Oculus Riftの相方は、少し安くなってきたNanoですになりそう
2016/03/15(Tue) 22:29 | URL | LGA774 #-[ 編集]
151791 
初期はGDDR5で出るんでしょうかね。
2016/03/15(Tue) 22:51 | URL | LGA774 #-[ 編集]
151792 
sk hynixのHBM2の生産開始時期が2016Q3と遅い事がHBM2搭載ボードの時期に影響してるんじゃないかな。zaubaではBaffinが確認されたのにEllesmereとGreenlandが確認されてないからその2つがVegaの担当だと思う。今までzaubaで確認されたボードは6種類あって型番C98101のBaffinXTを超える値段の物は無いから480Xor490X以下のボードをPolaris10、11で構成すると思う。
2016/03/15(Tue) 23:30 | URL | LGA774 #-[ 編集]
151797 
ポラリスはアーキ据置で微細化 → ミドル帯で14nm小手調べ
ベガで新アーキ+HMB2 → フラッグシップ更新
という予想はリリース時期の間隔から見ても濃厚だなぁ

自分の7970二枚刺し環境の更新は一年以上後になりそうだ
2016/03/16(Wed) 11:22 | URL | LGA774 #-[ 編集]
151801 
Navi(ヘーイ!)
2016/03/16(Wed) 21:21 | URL | LGA774 #-[ 編集]
151802 
正直FinFET・HBMなんかはNVも導入する技術なので、アーキの部分でどのような変更が加わるのかに興味がある。
2016/03/16(Wed) 21:46 | URL | LGA774 #9zOzYU0I[ 編集]
151803 
Fiji X2を出す以上はそれで一年くらい引っ張らないとなと思う
幸いGP100が倍精度に振らなければいけない以上Fiji X2を超える性能は出せないようだ(単精度12TFlops)から
比較としてはどっこいどっこいでいけるかもしれんね
2016/03/16(Wed) 23:39 | URL | LGA774 #-[ 編集]
151807 
インプレスに記事がありましたけど、HBM2はVega以降で、PolarisはHBM1だそうです。
遅れるなら、上から下までHBM2になったりしませんかねぇ…。
2016/03/17(Thu) 00:31 | URL | LGA774 #-[ 編集]
151815 
>>151797

Polarisはアーキ大幅刷新すると公式でも言ってるよ。
2016/03/17(Thu) 14:39 | URL | LGA774 #-[ 編集]
151824 
290Xを長く使えるのは良いけど、買い換えたくなる乗換え先が無いなあ。
(要するに弄りたい)
同じグラボを2年以上使ってるの初めてだ。
14nmはよ。
2016/03/18(Fri) 04:41 | URL | LGA774 #-[ 編集]
151826 
VegaまではHD7950でいいか・・・。
2016/03/18(Fri) 09:33 | URL | i7 市民 #-[ 編集]
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