北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
Examining Intel's New Speed Shift Tech on Skylake: More Responsive Processors(AnandTech)

まずIntelの解説スライドより・・・。

BIOSで規定されるP-stateはOSによって管理される。Speed Shift technologyは全体あるいは一部分の周波数制御をCPUに戻すもので、これによりフルレンジあるいはより狭い幅での制御が可能となる。
Speed ShiftにはOSのサポートが必要であり、Windows 10では新しいアップデートで対応し、その他はおそらくそれ以降となるだろう。Speed Shiftは性能向上の要求に対してより機敏に返すものである。そして一般的なタスクにおいては性能が向上する。一方、全体の消費電力低減効果は軽微である。
Speed Shift technologyには“Skylake”が必要であり、IntelとMicrosoftでWindows 10と“Skylake”の共同作業を行っている。
 
今までの周波数を引き上げるのにかかっていた時間がOSの制御では20~30msであったのに対し、Speed Shift technologyによるCPU制御は1ms程度であるとされています。そして効率的なPower stateから最大性能となるまでの時間は今までの100msから35ms程度に減少したとしています。

Speed Shiftを有効化した場合と無効化した場合とでベンチマークの比較が行われていますが、微増にとどまることもあるようですが、有効か無効かでそこそこの差が出てくるケースもそれなりにある模様です。電力効率についてはわずかによくなるにと留まります。




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コメント
この記事へのコメント
150590 
プリミティブなベンチマークではずっと周波数がピークに張り付くから効果無さそう。

P-stateでもミリ秒オーダーで制御できるが、これがマイクロ秒オーダーになったとして、効果的なアプリケーションがどれだけあるか。コンテキストメニューの表示なんかは体感的に速くなるのかな。
2015/11/11(Wed) 00:29 | URL | LGA774 #-[ 編集]
150594 
音楽のレイテンシーの場合20~30msが1ms程度になったらはっきりと認識できるけどこういう場合はどうなんだろうね?
2015/11/11(Wed) 21:04 | URL | LGA774 #-[ 編集]
150604 
>150594
ヒトの場合、音の時間分解能は10μsec前後、視覚は50〜100msと、5000倍以上の開きがあります
そもそも、コンシューマ用のモニタが黒挿入じゃない240hzになり、遅延も0フレームに抑えられたとしても、4ms以下はモニタのリフレッシュレートの丸め誤差の中に入ってしまいます
2015/11/12(Thu) 20:31 | URL | LGA774 #-[ 編集]
150624 
現状、音声入出力はCPU処理能力ではなくOSの仕組みとかハードウェア依存の面が大きい。リアルタイムフィルタリングなんかでも演算よりフィルタそのものの原理的な遅延のほうが大きいから、当分は音声でどうこういうことは無い気がする。Skylakeを前提に開発するわけにもいかんし。

視覚のほうは、PC起動後にデスクトップの様々な異なるアプリのアイコンを右クリックしてみるとわかるが、クリックして4ms以内に表示できるコンテキストメニューなんてほとんど無い。期待できるのは、あくまでも表示そのものでなく、表示する内容を処理するために時間がかかっている場合の効果。いや、ディスクアクセスのほうが主要因なら元も子もないけどね。
2015/11/15(Sun) 13:57 | URL | LGA774 #-[ 編集]
150637 
>150604
分かり易い解説ありがとう
2015/11/17(Tue) 11:52 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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