北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
Intel confirms 10nm Cannonlake delay, tick-tock miss(bit-tech.net)
Intel ends Tick-Tock cycle and delays 10nm production to 2017(Guru3D)
Intel CEO confirms 10nm is 2017(Fudzilla)
Moore's Law Buckles as Intel's Tick-Tock Cycle Slows Down(techPowerUp!)
Intel pushes 10nm chip-making process to 2017(ComputerWorld)

IntelのCEOであるBrian Krzanich氏は最新の決算報告の中で、同社の“Tick-Tock”と呼ばれる製品開発のサイクルが目に見えて鈍化し、2年サイクルから2.5年サイクルに近いレベルになっていると述べた。今後、Intelは10nm以下のプロセスに取りかかるが、“Tick-Tock”の方法自体は維持されるとした。
 
ムーアの法則を維持するため、Intelは“Tick-Tock”と呼ばれる製品開発戦略を採用した。そしてメトロノームのように同社の製品開発はリズムを刻み、“Tock”の世代で新μアーキテクチャを、“Tick”の世代でより小さく進化した製造プロセスへの移行を行ってきた。そして、“Tick-Tock”は2年周期で刻まれ、1年ごとに“Tick”または“Tock”の世代の製品いずれかが交互に投入されてきた。

ところが“Broadwell”ではIntelが考えていたよりも遅くなってしまった。それは14nmプロセスの実装により長く時間がかかってしまったためである。そのため、Intelは2014年中盤から2015年中盤までの期間を埋めるため“Haswell Refresh”を投入した。その結果、“Broadwell”が次にスケジュール通り進んでいた“Skylake”とカチ合う結果となってしまった。そのため、デスクトップ向けの“Broadwell”はCore i7 5775Cとi5 5675Cのわずか2製品となっている。

Krzanich氏は今後Intelの製品開発サイクルが鈍化することを示唆した。それは現行の物質を使ってより小さなチップを製造することに限界が見えてきているからだという。“Skylake”は今年の8月に登場するが、その次の10nmプロセスの世代として“Skylake”をシュリンクした“Cannonlake”が出てくるまではまだ時間がかかる。IBMは10nm以下のプロセスで良い仕事をしており、新しいSi-Ge系素材を用いた7nmプロセスのチップのデモを最近行った。そしてIBMはこの製造部門を全てGlobalFoundriesに売却している。
Krzanich氏はムーアの法則はまだ生きていると結論づけており、困難に立ち向かったのもこれが初めてではないと述べている。


FudzillaとComputerWorldではBrian Krzanich氏の発言として「Intel最初の10nmプロセスのProcessorは2017年下半期を計画している」という一文を紹介しています。

10nmプロセス世代のCPUが2017年になりそうだ、という話は少し前から漏れ出てきており、今回のBrian Krzanich氏の発言によりそれがほぼ確定的になったという印象です。
今現在の情報では“Skylake”の次は14nmプロセスで“Kaby Lake”が登場、その次に10nmプロセスの“Cannonlake”または“Ice Lake”が予定されていると言われています。
“Kaby Lake”についてComputerWorldがちょっとした記述をしており、それによると、“Kaby Lake”は基本は“Skylake”に基づくが、性能の向上が図られる、と述べています。

流石のIntelといえど、この先のプロセス開発は非常に難しいのでしょう。下手に変なものを出されるよりは、確実なものを出してもらった方が良いとも思えます。また“Kaby Lake”は14nm最後の世代となり、プロセスの熟成も進んでいることが期待されます。ですから“Kaby Lake”ではLGA115xのCore i7を6-core/12-threadに、Core i5を4-core/8-threadに、U seriesのCore i7は4-core/8-threadにしましょう、ね? ね? Xeon E3-1200系だってそろそろコア数が増えてもいいと思うのですよ、そう思いませんか?
メモリ帯域? 知らない子ですね。ただ高速なDDR4が1 DIMM/chになってくると、デスクトップ向けの上位や1-wayサーバー・ワークステーション向けは帯域だけでなく容量を確保するためにもメモリチャネルを増やさざるを得なくなるのではなかろうか。マザーボードのコスト? 知らない子ですね。
・・・ダイサイズだけ見ればいけそうな気がするのだけれど、今までの流れを見ている限りは正直今のままのような気はします。でもLGA115xのCore i7, i5やU series Core i7のコア数・スレッド数底上げがあったら、それはとっても嬉しいなって思ってしまうのでした。
LGA2011後継は・・・8-core高周波数と多コアの2系統を用意するとか?



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コメント
この記事へのコメント
149037 
私も管理人さんに同意です、
最近デスクトップCPUは新鮮味なくて、残念ですね。
が、最近intelはSocの為の微細化と省電力化ばかりで、もうデスクトップで本気出すようにも思えない…
本当に性能頭打ちなのだろうか?
2015/07/18(Sat) 19:32 | URL | LGA774 #-[ 編集]
149039 
個人的には
Core i系4コア+Atom系8コア
みたいな構成のCPUを希望
2015/07/18(Sat) 20:08 | URL | LGA774 #-[ 編集]
149040 
Tick-Tock-RefreshかあるいはTick-Tock-Tock Tick-Tock-Tock
ワルツかな?
2015/07/18(Sat) 20:29 | URL | LGA774 #-[ 編集]
149049 
Uシリーズはマジで4コアの出してくれよ
多少定格周波数が低くても1コアのみがっつりバーストできれば構わん
2015/07/19(Sun) 01:26 | URL | LGA774 #-[ 編集]
149051 
市場がコア性能を要求していなくても、性能が今まで通り向上していると見せるため、コア数増強はやりそうですね。
ただ、今後の延びしろを確保するため定格周波数は抑えてくるかな。
2015/07/19(Sun) 06:16 | URL | LGA774 #-[ 編集]
149059 
Uシリーズって2GHzの4コアとかまだないんだっけ?
必要ないとされてると言えばそれまでなんだが、ここまで足踏みするとは思わなかったな
2015/07/19(Sun) 13:14 | URL | LGA774 #-[ 編集]
149060 
ほんと、それくらいしてくれないと乗り換え意欲わかないよ…
2015/07/19(Sun) 14:11 | URL | LGA774 #/.OuxNPQ[ 編集]
149061 
AMD次第では管理人さんの意見にすぐ対応できそうな気がする
やろうと思えば今でも6コアできそうだし
2015/07/19(Sun) 14:32 | URL | LGA774 #-[ 編集]
149062 
コア数は据え置きでいいのでHBMのVRAMと
大型のGPUを搭載したi7か欲しいです
2015/07/19(Sun) 16:09 | URL | LGA774 #-[ 編集]
149066 
実際の作業時間の短縮につながらなければ、コア数を増やしても製造コストが増えるばかりで、高価格では販売できない
そうするとローエンドからハイエンドまでの製品ピラミッド全体の収益性も悪化しかねない

intelの腰が引けてるのは無理もないでしょう
2015/07/19(Sun) 23:01 | URL | LGA774 #-[ 編集]
149067 
もうここまで進化しなくなると
これ以上必要なのかな、なんて思う
2015/07/20(Mon) 00:19 | URL | LGA774 #-[ 編集]
149072 
正直Sandyで間に合ってる。
2015/07/20(Mon) 14:34 | URL | LGA774 #mQop/nM.[ 編集]
149091 
i7 4790Sで5年は戦える!

920と950で7年戦ったから・・・。
2015/07/21(Tue) 09:51 | URL | i7 市民 #-[ 編集]
149104 
私は昔のシングル スレッドのレガシー アプリケーションを走らせる必要があるから、コア数を増やすよりも定格クロックを8GHz位に高周波数化して欲しい。
シングル スレッドで1週間掛かる作業が4日で終わったら嬉しい。
Intelも早く化合物半導体へ切り替えて。
2015/07/22(Wed) 02:48 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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