北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
AMD Might Be Developing Next Generation APU With x86 Cheetah and ARM Cores – Features GCN 2.0 Cores and HSA+ Support(WCCF Tech)

数週前、AMDは「二刀流」ロードマップを発表し、64-bit ARMコアであるK12とARMとx86コアにPin互換を持たせるProject SkyBridgeを発表した。この時示されたロードマップは主にサーバー向けであるが、同様のアーキテクチャはコンシューマにももたらされMobileやデスクトップ製品として姿を現すことになるとみられる。

GlobalFoundriesに近い確かな情報によると、“Excavator”の詳細は既に多くに知られているとおりで、一部で期待されているような特別なものではないという。“Steamroller”がそうであったように、“Excavator”はプロセス設計・性能向上どちらの面においても、「進化した」アーキテクチャであるものの、「革新的な」アーキテクチャではない。“Excavator”も28nmプロセスにとどまり、コアに小規模な変更が加えられたものとなる。そして“Excavator”は次の“Carrizo”APUで使用される。
 
“Puma+”も“Jaguar”をリフレッシュし、Performance-per-wattを向上させたものであるが、この後継の開発が既に行われている。“Jaguar / Puma+”の真の後継となるのが“Ceetah”と呼ばれる次世代x86コアである。“Cheetah”は2015~2015年にローンチされ、K12 ARMコアと近い時期に登場する。“Ceetah”は低消費電力コアの系譜を継ぎ、“Puma+”の後継となり、さらにARMコアやGraphics Core Next 2.0アーキテクチャなどの興味深い新技術が盛り込まれる。

K12 ARMコアはJim Keller氏の下で開発が行われている模様である。またLisa Su氏は2015年に20nmプロセスを、そしてその後FinFETプロセスに移行すると説明し、K12 ARMコアが16nmまたは14nm FinFETプロセスで製造されることを明らかにした。
Ceetah x86コアも同時期のローンチが予定されており、おそらくこれも同じFinFETプロセスを用いると思われるが、20nmプロセスのままとどまる―低消費電力サーバーSoC / APUに使用される20nmの“Cambidge”CPUを使うという可能性もある。


Ceetah x86は高度にスケーラブルなアーキテクチャとなり、2,4,6,8-coreの製品が用意される。そしてこれらのCPUコアは1つずつ独立したARMコアを有する。つまり2,4,6,8-coreのCeetah x86 CPUコアを搭載するAPUには2,4,6,8-coreのARMコアが搭載されることになる。このAPUのSingle-thread性能は現在よりも引き上げられる。これは他のコアがIdle stateに入っている時に、ARMコアがGraphics Core Next GPUにタスクをオフロードできるためである。

“Ceetah”をベースとするAPUはGraphics Core Next 2.0 GPUを搭載する。このGraphics Core Next 2.0コアの数はx86コアの数の倍数となる。つまり、8-core APUであれば8つのCeetah x86コアと8つのARMコア、そしていくつかのGraphics Core Next 2.0 Compute unitで構成される。これによりローエンドMobile向けからハイエンドデスクトップ向けをカバーする。現在の“Kabini”コアのAthlonの後継であれば124~384基のGCNコアを搭載するが、ハイエンド向けでは1024基のGCNコアを搭載し、周波数も900~1000MHzに達するだろう。

AMDはGCNコアが単体GPUとコヒーレンシを保つようなバイパスを開発している。現在のAPUでは一部の組み合わせでDual-Graphicsが構築可能であるものの、それ以外は単体GPUを使用するとAPUのiGPUは無効になる。“Ceetah”ではこの制限はバイパスされ、全ての内蔵GCN 2.0コアがGPGPU computingのスケジュールを行い、単体GPUも平行してGPUタスクを行う。

AMDはHSA+あるいはAdvanved HSAなるものを次世代x86, ARMベースのAPUでもたらそうとしている。この新HASでは全てのx86, ARM, GPUコアでコヒーレンシを保ちながらメインメモリを共有できるものとなる。

Ceetah x86コアとそのAPUは現在研究・開発の段階である。そのため、お目見えしたときは違う名前になっているかもしれない。しかし、この二刀流ロードマップにおいて、AMDはx86とARMを同じダイに搭載したAPU / SoCに重点を置いている。

途中から話がぶっ飛んできて正直よくわからなくなっていたりしますが、“Jaguar”や“Puma+”に続くx86アーキテクチャとして“Ceetah”と呼ばれるコアが開発されているようです。そしてこの世代のAPUではx86, ARM, GPUが1つのダイに同居するとこの記事では述べています。“Beema / Mullins”でもSecurity processorとしてARMコアが搭載されていますが、それとはまた異なる模様です(あと“Cambidge” CPUコアってどこからでてきた?)。

まさかの変態APU!? などと思ってしまいます。

・・・そういえば昔ありましたね、LGA775とSocket939を同居させた変態マザーが。


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コメント
この記事へのコメント
143852 
>ハイエンド向けでは1024基のGCNコアを搭載し、周波数も900~1000MHzに達するだろう。
グラボ要らないレベルの製品にするにはこれが最低ラインだと思うんだが、やっぱり2~3年先か
2014/05/21(Wed) 01:49 | URL | LGA774 #-[ 編集]
143853 Cellを
思い出さずにはいられませんが、ARMコアなら
Androidのアプリ開発者には歓迎されるかもしれず。

エミュレーションでのテスト環境重たいですしねー。
2014/05/21(Wed) 02:36 | URL | Horii #-[ 編集]
143854 
第3世代BobcatはBulldozerのようなFPU共有型になるかもって噂を前に見たけど、
現在のSteamrollerの位置に新アーキテクチャが、Pumaの位置にExcavator後継(Cheetah?)が来るなんて可能性もあるのかな。
2014/05/21(Wed) 03:10 | URL | LGA774 #-[ 編集]
143858 
はいはいはい
いつものことながらビジョンだけはご立派AMD
でもね、とにかく早くスケジュールどおりに出すこと!
これに尽きる!
Intel一択になり、PC全体に覇気が無くなり、つまらないと思っていただけに、最近のAMDから漏れ伝わってくるニュースは元気が出ることだけは確か
頑張れ! AMD!
2014/05/21(Wed) 09:17 | URL | LGA774 #-[ 編集]
143862 
読んでて頭が...
けどこんなのをx86のmacとシェアの大きいarmを載せたiOSを所持するappleに使ってハイブリッドosを実現して欲しいところ
あとandroidをインストールした場合どちらのアーキテクチャで動くのか気になる
2014/05/21(Wed) 11:19 | URL | LGA774 #-[ 編集]
143868 
HAS→HSA
ここ最近毎回間違えてないか?
2014/05/21(Wed) 14:23 | URL | LGA774 #-[ 編集]
143891 
Intelといえど14nmでもたついてるからね
さすがに14nmはハードル高いんだよ
そのことはかなり前から14nmからハードル高くなるとIntel自身が言ってたことだし

で、SAMSUNG&GF連合が、とくにSAMSUNGはFin14nmをすでに何回もテスト結果公表し相当に量産へ向けて他のファウンドリをリードしてると

ここでSAMSUNG&GF連合が好調に展開すると、ふふふ、Intelとタイムラグを置かず、おもしろい展開になるんじゃない?

やや、Intelに、「スキ」が見えてきた
2014/05/22(Thu) 20:13 | URL | LGA774 #-[ 編集]
143898 
ARMだらけやないかw
まあでも面白そう
正攻法じゃIntelに勝てないんだし
Intelがやらないユニークなことをやるべき
2014/05/23(Fri) 12:17 | URL | LGA774 #-[ 編集]
143905 
>昔ありましたね、LGA775とSocket939を同居させた変態マザー

珍しくASRockじゃなかったよね。
印象深かった。
2014/05/24(Sat) 02:16 | URL | LGA774 #-[ 編集]
143909 
ケンブリッジAPUなら確かにそろそろ話が出て来てもおかしくない時期だな
2014/05/24(Sat) 13:16 | URL | LGA774 #-[ 編集]
143914 
>LGA775とSocket939を同居
ソケットで二階建てとママン上にソケット2つの2種があったような気が
流石に昔のこと過ぎてうろ覚えだわ
2014/05/25(Sun) 04:40 | URL | LGA774 #-[ 編集]
143918 
>143905 
ECSが出してたPF88Extremeだかそんな名前のマザーならライザーカードで両方のソケットに対応するっていうのは知ってたけど、775と939を同居させたマザーなんてあったのか…
939と754を同居させて、ジャンパで切り替えるタイプならASRockからK8-Comboとかそんな名前で出てた記憶があるけど…
2014/05/25(Sun) 21:55 | URL | LGA774 #v47th7EI[ 編集]
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