北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
ARM updates mid-range offerings, intros Cortex-A17 CPU(The Tech Report)
ARM Cortex A17: An Evolved Cortex A12 for the Mainstream in 2015(AnandTech)
ARM announces mid-range Cortex-A17(bit-tech.net)
ARM’s Cortex A-17 brings high-end features to mid-range phones(VR-Zone)
ARM Cortex-A17 To Have 60% More Performance Than Cortex-A9 Processor(Legit Reviews)
Cortex-A17 Processor(ARM)

ARM processorの世界は非常に多彩であるが、2月11日のCortex-A17の発表により、その多様性がまた一段と加速した、Cortex-A17とともに新たなVideo processorとディスプレイコントローラも明らかにされた。
 
Cortex-A17がどの位置にある製品化を知るためには、ARM Cortex-A seriesの構成を今一度おさらいしておく必要がある。ARMはCortex-A seriesにおいて大まかに3種類のCPU microarthictectureを用意しており、これらにより全てのコンシューマ向けデバイスを担う。

このうち、最も小型のコアがCortex-A7であり、非常に消費電力が低い小型コアである。ARMは既にCortex-A7の後継としてCortex-A53を明らかにしており、Cortex-A53は64-bit ARM v8命令セットアーキテクチャを採用したものになる。

一方、最も大型のハイエンドに位置するコアがCortex-A15である。Cortex-A15はハイエンドスマートフォンに搭載されている。そして、これの後継となる64-bit ARM v8系コアがCortex-A57である。

Cortex-A15とA7の中間に位置するミドルレンジのコアがCortex-A12である。Cortex-A12は32-bitのコアで、これまで数々のスマートフォンやタブレットで搭載されてきたCortex-A9の後継である。Cortex-A12の登場は(A7やA15よりも)若干遅かったため、現時点ではここに相当するARM v8系コアの製品は明らかにされていない。

今回ARMが発表したのはミドルレンジのCPUである。もしこれが64-bit対応でCortex-A12の後継となるものであれば、Cortex-A55とでも言うべきものが登場するのではないかと思われる。ところが、実際に得られた情報はCortex-A12の後継がCortex-A17になるというものであった。

Cortex-A17の基本的なマイクロアーキテクチャはCortex-A12を踏襲するが、AMBA4 interconnectの採用により、外部との接続が更新されている。この高速化された内部接続により、メモリコントローラまでの経路が高速化され、性能の強化と消費電力の削減を実現、高効率化を実現している。ARMによるとCortex-A17はCortex-A9と比較し60%高速化されたとしている。またこの新しいバスインタフェースにより、Cortex-A17ではマルチコアSoCの制御においてフルにメモリのコヒーレンシがサポートされるようになり、ARMの電力削減機構の1つであるbig.Littleにも対応した。

Cortex-A17のIPはこの第1四半期末より利用可能となり、Cortex-A17をベースとした製品がコンシューマ向けに登場するのは2015年のどこかであろうと予想されている。

Cortex-A17が2月11日に発表されました。現在のハイエンド向け製品であるCortex-A15よりも大きな数字がつけられていますが、Cortex-A12の後継となるミドルレンジ向けの製品となります。10番台が付番されていることからもわかるように、採用アーキテクチャは32-bitのARM v7-Aとなります(64-bitのARM v8を採用するのはCortex-A57とA53で50番台が付番されている)。Cortex-A17はA12を改良した2-wideのOut-of-orderアーキテクチャとなり、フロントエンドや演算エンジンもCortex-A12と似通ったものになるようですが、電力効率は向上するようです。

組み合わされるGPUとしてMali T720が明らかにされており、OpenGL ES 3.0に対応します。またbig.Littleに対応し、Cortex-A7と組み合わせることが出来ます。



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コメント
この記事へのコメント
142840 
Cortex-A17はA12の後継なのか
>Cortex-A12はCortex-A9に対して主要なワークロードで40%パフォーマンスがアップ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/20131127_625185.html
Coretex-A17はCortex-A9に対して60%増
ていうことは、
Coretex-A17はCortex-A12に対して14%増
Cortex-A12 rev.2みたいな?
同じ製造プロセスでCortex-A12リリース後殆ど間を置かずに、Coretex-A17で14%増はなかなか素晴らしい

これでRaspberry Piみたいなミニボードが出ないかな
2014/02/12(Wed) 01:35 | URL | LGA774 #-[ 編集]
142842 
えーCortex-A12ってまだ製品化されてないのでは?
でてきたところで旧製品となると売りにくそうですよね。
A12でA7やA15とバスを統一したんじゃなかったでしたっけ?
2014/02/12(Wed) 09:52 | URL | _ #-[ 編集]
142845 
昨年暮れに後藤さんがARMの32-bitをムチャクチャこき下ろしていたが・・・
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/20131228_629501.html
Cortex-A12の後継がARM v7系のままでいいのだろうか?
2014/02/13(Thu) 00:01 | URL | LGA774 #-[ 編集]
142853 
実利をとるのがARMのプランなんでしょう
AnandTechのトランジスタあたりのコストで28nmはコストが一番優れている
同じ28nmでも実装と設計の改良でコスト以外の性能向上や電力消費の改良も進んでいる
A17という数字もA12の進化版でもあり、A15の進化版の意味合いもあるのでは?

A12:3.0DMIPS/MHzperCore,A15:3.5-4.01,A17:4.?
A57:4.1-4.76
2014/02/13(Thu) 17:29 | URL | LGA774 #-[ 編集]
142854 
http://www.digitimes.com/news/a20140212PD209.html
一方のBroadwellは販売延期のニュース
理由としてHaswellの在庫問題
高性能がユーザ需要を喚起できていないからとも考えられる
この事が最近のBaytrail-Mの早期生産終了にも繋がったのではないかと
2014/02/13(Thu) 17:32 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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