北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
AMD Readies Phenom II Processors for Mobile Computers for May Launch.(X-bit labs)
AMD's 'Danube' platform mobile CPUs detailed(TechConnect Magazine)
AMD's Danube platform CPU lineup detailed(Fudzilla)
Phenom II首次加入行動電腦市場 AMD明年5月發佈Danube流動平台(HKEPC)

AMDは“Donube”のコードネームで呼ばれる次世代Mobileプラットフォームを2010年5月に計画している。この新プラットフォームではAMDの最新アーキテクチャのCPUが使われる。

“Donube”プラットフォームではK10アーキテクチャのCPUが幅広く展開され、これらは128-bit FPUを特徴とする。またラインナップの中にはMobileで性能を求めるエンスージアスト向けにPhenom II Black Editionが含まれる。
 
“Donube”で使われるチップセットは現行の“Tigris”プラットフォームで使われているものをベースとしており、M880G(RS880M)が使われる。M880Gは内蔵グラフィックコアとしてRadeon HD 4200を搭載し、DirectX 10.1に対応する。一方でサウスブリッジは新しいSB880Mとなり、14のUSB 2.0ポートと2つのUSB 1.1ポートを搭載、そして6個のS-ATA 600(S-ATA 6.0Gbps)とRAIDに対応する。加えてGigabit Ethernetと改良されたクロックジェネレータを搭載する。

“Donube”プラットフォームでは現行“Tigris”で使われている単体チップセット―M870(RX881)を使ったものはリリースされる計画がなく、M870は“Tigris”のみの対応となる。だが、“Donube”でももちろん単体GPUを搭載することは出来る。

“Donube”のCPUはK10アーキテクチャをベースとしているものも多いが、64-bit FPU搭載のK8アーキテクチャのCPUもラインナップされている。CPUのコードネームは“Champlain”で、SocketS1g4に対応し、現行“Tigris”とは互換性がなくなる。いずれも45nmで製造され、TDPは25W、35W、45Wとなる。メモリはDDR3に対応するが、DDR3Lにも対応することが出来、消費電力を減らしてバッテリー駆動時間を伸ばすことも出来る。なお、“Donube”のCPUは全てL3キャッシュ非搭載となっている。

◇Phenom II(45nm / 4-core / 128-bit FPU)
  X920 2.30GHz HT 3.60GT/s Cache 2MB DDR3-1333 TDP45W Black Edition
  N930 2.00GHz HT 3.60GT/s Cache 2MB DDR3-1333 TDP35W
  P920 1.60GHz HT 3.60GT/s Cache 2MB DDR3-1066 TDP25W

◇Phenom II(45nm / 3-core / 128-bit FPU)
  N830 2.10GHz HT 3.60GT/s Cache 1.5MB DDR3-1333 TDP35W
  P820 1.80GHz HT 3.60GT/s Cache 1.5MB DDR3-1066 TDP25W

◇Phenom II(45nm / 2-core / 128-bit FPU)
  X620 3.10GHz HT 3.60GT/s Cache 2MB DDR3-1333 TDP45W Black Edition
  N620 2.80GHz HT 3.60GT/s Cache 2MB DDR3-1333 TDP35W

◇Turion II(45nm / 2-core / 128-bit FPU)
  N530 2.50GHz HT 3.60GT/s Cache 2MB DDR3-1066 TDP35W
  P520 2.30GHz HT 3.60GT/s Cache 2MB DDR3-1066 TDP25W


◇Athlon II(45nm / 2-core / 64-bit FPU)
  N330 2.30GHz HT 3.60GT/s Cache 1MB DDR3-1066 TDP35W
  P320 2.10GHz HT 3.60GT/s Cache 1MB DDR3-1066 TDP35W※

◇V-series(45nm / 1-core / 64-bit)
  V120 2.20GHz HT 3.60GT/s Cache 512kB DDR3-1066 TDP25W

なかなか魅力的なラインナップです。
まず命名体型が分かりやすくなり、モデルナンバー最初のアルファベットがTDPを表しています。Xが45W、Nが35W、Pが25Wとなっているようです。Athlon II P320だけは35Wと表記されていますが、ひょっとするとこれも25Wの誤記かもしれません。
初代Turion64 MTシリーズ以来のTDP25Wのラインナップが復活したのも特徴で、13.3~14.1インチノートでは性能と省電力性を両立させることが出来るでしょう。中でもPhenom II P920は4-coreながらTDP25Wを実現しています。
キャッシュに関してはL3キャッシュなしとなるようで、キャッシュ用蝶をみる限り4-coreと3-coreに関しては“Propus”と同系統(L2=512kB x4またはL2=512kB x3)、2-coreに関しては“Regor”と同系統(L2=1MB x2)と思われます。また今回のラインナップにはK8を使用したものもあり(Athlon IIがそれに相当)、ひょっとすると45nm K8のダイがあるのかもしれません。ものとしてはK8+HyperTransport 3.0となったTurion Ultra X2のコアに近いものでしょう。

Black Editionに関しては、デスクトップ向け同様倍率ロックフリーとなるようです。



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