(初出:2008年5月8日15時39分)
(追記:2008年5月8日21時31分)
AMD Server Workstation Roadmap Update Fact Sheet(AMD / PDFファイル)
AMD、12コアOpteronなどサーバーロードマップを更新(Impress PC Watch)
AMD、2009年に6コアプロセッサ投入(IT media)
まずはAMDの公式情報から。
2008年下半期に“Shanghai”。
最初の45nm CPUで、2008年下半期の予定どおりに進んでいる。“Shanghai”ではProessor間通信にHyperTransport 3.0(Coherent HyperTransport 3.0)を使用する。また共有L3キャッシュは現行の“Barcelona”の2MBから6MBに増量される。さらに“Shanghai”ではIPCの向上もなされる。
(追記:2008年5月8日21時31分)
AMD Server Workstation Roadmap Update Fact Sheet(AMD / PDFファイル)
AMD、12コアOpteronなどサーバーロードマップを更新(Impress PC Watch)
AMD、2009年に6コアプロセッサ投入(IT media)
まずはAMDの公式情報から。
2008年下半期に“Shanghai”。
最初の45nm CPUで、2008年下半期の予定どおりに進んでいる。“Shanghai”ではProessor間通信にHyperTransport 3.0(Coherent HyperTransport 3.0)を使用する。また共有L3キャッシュは現行の“Barcelona”の2MBから6MBに増量される。さらに“Shanghai”ではIPCの向上もなされる。
2009年下半期に6-coreの“Istanbul”。
今回のロードマップ更新で新たに加わったCPU。6-coreで現在のSocketF1(1207)に対応する。“Istanbul”は2 socketあるいはそれ以上のシステム向けに投入される。
2010年上半期にSocketG34プラットフォーム。
2010年に第3世代のOpteronプラットフォームとなるSocketG34を投入する。SocketG34ではDDR3メモリへの対応とNon-coherent HyperTransport 3.0対応のAMD RD890の投入、HyperTransportリンクの追加が行われる。
SocketG34向けに投入されるCPUとしては“Sao Paolo”と“Magny Cours”がある。“Sao Paolo”はDDR3メモリへの対応とHyperTransport 3.0リンクの追加を行った6-core CPU。そして“Magny Cours”は“Sap Paolo”と同等の機能を持った12-core CPUとなる。
ここから先は各外国メディアの報道。
AMD revamps server roadmap(The Inquirer)
The new AMD roadmap restores a bit of confidence(The Inquirer)
AMD Announces 6 And 12-core Opterons(Tom's Hardware)
◇“Shanghai”
“Barcelona”の45nm版で6MBのL3とCoherent HyperTransport 3.0を搭載したもの。HypetTransport 3.0リンク数は3。IPCの向上もなされ“Barcelona”比で20%の向上となる。
◇“Istanbul”
“Shanghai”の6-core版。このコアは数ヶ月前のロードマップにはなく、間に合わせで出てきたものと思われる。
◇“Montreal”
2ダイの8-coreとして計画されていたが、今回のロードマップからは消滅した。
2ダイの“Montreal”の代わりに(1ダイ)6-coreの“Istanbul”が登場したのはHT hop latencyの増加を避けるためと分析されています。
何にせよ“Shanghai”世代(Fudzilla流に言うならK10.5 Rev.C世代)でMCMの8-coreや12-coreが登場する可能性は低そうです。
◇“Sao Paolo”・“Magny Cours”
“Sao Paolo”2010年予定の“Istanbul”を改良した6-core CPU。6MBのL3キャッシュを持つ“Barcelona”風味のコア。新SocketのSocketG34に対応する。HTC、Probe Filter、APMLが導入される。基本的に“Sao Paolo”での改良はuncore(コア以外)の改良となる。HyperTransport 3.0リンク数は4となる。
“Magny Cours”は“Sao Paolo”をMCMで2つ載せた12-core。L3キャッシュは12MBとなる。
なおどちらも製造プロセスは45nmとなる。
L2が1MBに増量されるなどという話も出たりしていますが、今回はそれについては明記されていません。アンコアの改良が基本となるとも述べられていますから512kBのままの可能性もありそうです。
◇SocketG34とチップセット
SocketG34ではDDR3と4本のHypetTransport 3.0リンクへの対応がなされる。この世代ではNVIDIAもBroadcomも対応チップセットを予定していない。なのでAMDが自前でチップセットを作ることになる。SocketG34対応チップセットとして予定されているのはノースブリッジがRD890SとRD870S、サウスブリッジがSB700S。
◇32nm
“Sao Paolo”など45nmのCPUが2010年上半期に予定されていることから見ても、32nmは最も早くて2010年下半期。
新アーキテクチャとされている“Bulldozer”に関しても今回のロードマップアップデートでは出てきていません。おそらくこれも早くて2010年下半期でしょう。
(2008年5月8日21時31分追記)
◇“Bulldozer”
最もどうしようもない状態に陥っているのが“Bulldozer”である。このアーキテクチャはとんでもない失敗作である。ただ失敗作とは言ったが何も遅いとかスペックを満たさないとかそういう意味で言っているのではない。問題は単純で“Bulldozer”は45nmでは製造できないのだ。つまり“Bulldozer”の登場は32nmでということになり、最も早くて2010年後半となる。
この記述はあくまでもINQのCharlie氏の分析ですが今回のロードマップアップデートで“Bulldozer”の名がなかったのは事実です。ただ、数週ほど前にAMDは2009年中に“Bulldozer”のサンプルを45nmで出すとも言ってますので、全く開発が頓挫してしまったわけでもないのではないでしょうか。とにかく“Bulldozer”が出るまではK10の改良で引っ張るようで、これでどこまで性能を伸ばせるかが注目されるところです。まずは“Shanghai”がK10.5と呼ばれるに相応しいものになっていることを期待したいものです。(さらに言えば“Sao Paolo”はK10.8位のものにはなってほしいものです)
(過去の関連エントリー)
AMDの6-core CPU“Istanbul”と今後の戦略(2008年4月18日)
ノートPCは
PCパーツの通販は
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