“Deneb”のL3無し版である“Propus”はネイティヴ―専用ダイとなり、“Deneb”のL3を殺したものではない。
AMDは2種類の45nm Quad-Coreを投入する予定で、1つが6MBのL3キャッシュを搭載する“Deneb”、もう1つがL3キャッシュを搭載しない“Propus”である。先にも述べたように“Propus”は“Deneb”のL3キャッシュを無効にしたものではなく、最初からL3がないものとして製造される。
“Deneb”の6MBのL3キャッシュは大きなスペースをとる。一方“Propus”はAMDを救う秘密兵器となる可能性がある。“Propus”は市場に出回るQuad-Core CPUの中では最も小さなCPUになる。そしておそらくはIntelの“Nehalem”と比較しても十分小さいものになるだろう。
コアが小さいということは温度的にも良いことで、また安価に製造することができる。L3キャッシュをなくしたことによる性能の影響だがデスクトップにおいては小さいという。
現在のQuad-Core CPU“Agena”のダイが大体283mm2といわれています。これが45nmになり7割の大きさにシュリンクしたとすると198mm2になります。“Propus”はさらにL3の分が減りますからダイサイズは100mm2台後半(180mm2くらい?)に収まるでしょう。Fudzillaでも言われている通り、この小ささは競争力のあるものとなり、AMDにとってはこの“Propus”でQuad-Coreをメインに据えることも不可能ではありません。
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