私ことWill=Northが興味深いと思ったPCパーツの情報を紹介していくblog。優雅なニュースをスキマからお届けします。
◇Internet Explorer 9とGPUアクセラレーション
Internet Explorer 9 to feature GPU acceleration(The Tech Report)

ここ数ヶ月、Apple, GoogleそしてMozillaはWebブラウザの性能強化を行い、ページレンダリングやWebアプリケーションで注目されるリリースを行っている。MicrosoftのInternet Explorer 8はこれらのブラウザの後塵を拝むことになっていたが、IEチームは次のブラウザに隠し玉を仕込んでいた。

IE General ManagerであるDean Hachamovitch氏が投稿したIE blogの記事によると、Internet Explorer 9ではDirect2Dをページレンダリングの際に用い、GPUでレンダリングを行うという。

我々はIEでWindows APIであるDirect Xを使うように変更を加えた。これによりWeb開発者にとって多くの利点が生まれるだろう。まず始めにグラフィックやテキストのレンダリングをDirect2DとDirectWriteを使うことによりCPUではなくGPUで行わせる。GPUのハードウェアアクセラレーションにより表現がより豊かになり、まだレンダリング速度もCPUよりも高速になる。

たまに無意味に重いサイトがあったりして、そんな場合はしばしばCPUの負荷率が80%以上になったりすることがあります。
GPUアクセラレーションが効くようになるとこの現象もなくなるのでしょうか。
ATI Radeon HD 5950 kommt in Q1/2010(Hardware-Infos)
AMD confirms 40nm problems at TSMC(NordicHardware)

数日前、インターネット上にRadeon HD 5950のものとされる写真が出回った。このカードはRadeon HD 5000世代のDual-GPUカードといわれている。そして11月19日にはRadeon HD 5970が公式発表された。
Dual Radeon 5970 launches on the 18th(Fudzilla)
[Rumour] Pre-launch ATI Radeon HD 5970 Details(VR-Zone)

AMD-ATiはRadeon HD 5970のスペックを決定した。Radeon HD 5970は11月18日にローンチされる予定である。
Radeon HD 5970は2つのRV870 GPUを載せたもので、コア周波数は725MHzである。この数字はRadeon HD 5870の850MHzと比較すると125MHz低い。一方でGPU 1コアあたりのStreamProcessor数は(Radeon HD 5870と同じ)1600となる。つまり、2 GPU合計で3200となる。搭載メモリはGDDR5 2GBである。


消費電力は294Wで、演算能力は4.64TFlopsとなる。

消費電力は294Wと6-pin + 8-pinで供給できる300Wにかなり近い値となっています。周波数が725MHzと落とされているのは、消費電力を300Wに収めるためともとれそうです。メモリ周波数は1000MHz(4000MHz)となるようです。
なお、Radeon HD 5970の下に5950が登場する見込みで、こちらは1440sp x2(2880 sp)になるとも言われています。
Radeon HD 5970 detailed in advance(TechConnect Magazine)
ATI Radeon HD 5970 dual-GPU specs revealed(Fudzilla)
AMD Radeon HD 5970 Specs Surface(techPowerUp!)

Radeon HD 5970がひっそりとオンライン上に姿を現しており、最終スペックと思われる数字が明らかになっている。
Radeon HD 5970は“Hemlock”と呼ばれ、2つの“Cypress”を搭載したカードである。製造プロセスは40nmである。Stream Processor数はGPU 1コアあたり1600、texture unit数は1コアあたり80となる。周波数はコア 725MHz、メモリ1000MHz(4000MHz)となり、メモリインターフェースは256-bit x2となる。搭載するメモリはGDDR5 2GBである。DirectX 11をサポートし、CrossFireXに対応する。


出力はDual-dviとMini DisplayPortとなる。
AMD plans Redwood GPU to replace HD 4770(Fudzilla)

Radeon HD 5870は内部で“Cypress XT”と呼ばれ、Radeon HD 5850は“Cypress Pro”と呼ばれている。
2010年第1四半期には“Redwood”と呼ばれるGPUが予定されているが、これにも“XT”と“Pro”が存在する。


“Redwood XT”は40nmプロセスDirectX 11対応GPUでRadeon HD 4770とRadeon HD 4670―つまりメインストリーム帯の上位の部分を置き換える。一方“Redwood Pro”は名ストリーム帯の下位を担い、Radeon HD 4650を置き換える。

位置づけとしては“Redwood”はRadeon HD 4600シリーズに近いものとなるのではないでしょうか。Radeon HD 4600シリーズ同様の補助電源なしの基板の短いカードでの登場が期待されます。

ATI’s next generation is 28nm(Fudzilla)
[Rumour] ATI's next generation in 28nm?(VR-Zone)
ATI-Grafikkarten ab 28 nm von Globalfoundries(Hardware-Infos)

AMD-ATiの次世代GPUは2010年後半に登場し、28nmプロセスで開発されている。

28nmプロセスの最初のチップはTSMCとGlobalFoundries両方で開発される可能性がある。GlobalFoundreiesが28nm bulkプロセスを開始するのが2010年末で、ATiがGlobalFoundriesの28nmプロセスを利用する最初の顧客になるだろう。

ATiはTSMCとGlobalFoundries両方でチップを開発することによりリスクを減らし、どちらか良いか推し量るつもりだろう。AMDはまだGPUをGlobalFoundriesで生産すると公式にはアナウンスしていないが、これがいつ発表されても驚くことではない。

AMDのGPUはRV770の55nmプロセスからRV870では40nmプロセスに移行しており、45nmプロセスはスキップしています。次が28nmだとすると今度は32nmがスキップされます。
Hardware-InfosではAMDの次世代GPU“Northern Islands”はTSMCの32nmで2010年第3四半期に登場し、その後2011年早期にGlobalFoundriesの28nmにリフレッシュされるとあります。

PowerColor Readies Passive-cooled Radeon HD 5750(Expreview.com)
PowerColor Adds Passive Cooling to the HD 5750(techPowerUp!)
POWERCOLOR ADDS PASSIVE COOLING TO THE HD5750(PowerColor)

PowerColorは初のファンレス仕様のDirectX 11対応カードとなる“SCS3 HD5750”をリリースした。

“SCS3 HD5750”はRadeon HD 5750を搭載し、720のStreamProcessor、1GBのGDDR5メモリ、128-bitのメモリインターフェースを有し、周波数はコア700MHz、メモリ1150MHzである。冷却機構はDualスロット仕様で4本の銅製ヒートパイプと32のアルミ製フィンで構成されている。

出力はDual-DVIとHDMI, DisplayPortを搭載し、CrossFire XにとEyefinityに対応する。“SCS3 HD 5750”は$149で11月20日に販売開始予定である。
Radeon HD 5970 pictured and tested(NordicHardware)
Radeon HD 5970 Seen in All Its Might(Expreview.com)
An early look at Radeon HD5970 test results(INPAI.com)

“Cypress”(Radeon HD 5800)のDual-GPUカードである“Hemlock”はRadeon HD 5900シリーズとしてローンチされる。この程、その写真とベンチマークがリークした。
“Hemlock”はコードネームであり、AMDからは“Hemlock”の性能やスペックに関する公式発表はされていない。今回リークした写真やベンチマークスコアは全てES品のものである。


“Hemlock”の上位モデルはRadeon HD 5970となる見込みで、まさしくモンスターと呼ぶにふさわしいカードである。カード長は34cmと非常に長く、一部のケースではこのカードを収めることすらできない。
周波数はRadeon HD 5870よりもやや低めに抑えられておりコア周波数は725MHz、メモリ周波数は4000MHzである。
Mobile DirectX 11 chips from AMD launches January, 2010(NordicHardware)

AMDはデスクトップ向けのDirectX 11 GPUとして“Cypress”(Radeon HD 5800)と“Juniper”(Radeon HD 5700)をローンチしている。続いてハイエンド向けの“Hemlock”がまもなくローンチ予定である。そして2010年第1四半期にはエントリー向けの“Redwood”と“Cedar”が登場する。
PCベンダーから得た情報によると“Evergreen”世代のMobile GPUは来年初めに登場するという。


AMD初のMobile向けDirectX 11対応GPUは1月のローンチが計画されている。

AMDのMobile向けDirectX 11対応GPUは総称して“Manhattan”と呼ばれており、上位のチップから順に“Broadway”, “Madison”, “Park”というコードネームが付けられています。

(過去の関連エントリー)
ノートPC向けのMobility Radeon HD 5000シリーズについて(2009年9月11日)