私ことWill=Northが興味深いと思ったPCパーツの情報を紹介していくblog。優雅なニュースをスキマからお届けします。
DirectX 11で攻勢に出るAMD〜Rick Bergman上級副社長インタビュー(4Gamer.net)
DX11 is AMD's weapon(The Inquirer)
DirectX 11 is AMD’s Weapon to Compete(Expreview.com)

4Gamer.netにAMDのRick Bergman上級副社長のインタビューが掲載されています。

◇APU
2011年に32nmプロセスで最初のAPU(いわゆる“Fusion”、CPUとGPUを統合したもの)が登場する。現在開発されているAPUは“Ontario”と“Llano”。
このあたりは以前のロードマップと変わらない。
ATI to Boost Efficiency of Multi-GPU Operation in OpenGL.(X-bit labs)

複数のGPUを搭載したシステムは増加してきており、最近ではATiやNVIDIAといったGPUメーカーが、2つのGPUを1枚のボードに載せたものも出てきている。これらMulti-GPUシステムの動作はGPUメーカーのドライバの出来に大きく左右される。だが、ATiから出された最近のOpenGLの拡張では、ゲーム開発でMulti-GPUでのレンダリングに最適化させることが出来る。
Bringt AMD HD 4790 auf RV790-Basis?(Hardware-Infos)

Hardware-Infosで得た最新情報によると、AMDはRV790ベースのRadeon HD 4790を投入するという。Radeon HD 4790はRadeon HD 4850と4870の間に位置づけられるという。

Radeon HD 4790は800のStream Processorをもち、TMU数は40、コア周波数は625〜650MHzとなる。おそらく、メモリインターフェースは256-bitでメモリはGDDR5 512MB、メモリ周波数は900〜950MHzである。

◇Radeon HD 4790
  ・GPUコア:RV790 / 55nm
  ・Stream Processor数:800
  ・コア周波数:625〜650MHz
  ・搭載メモリ:GDDR5 512MB
  ・メモリ周波数:900〜950MHz(3600〜3800MHz)
  ・メモリインターフェース:256-bit

スペックだけ見るとRadeon HD 4700シリーズというよりは4800シリーズに入りそうなスペックで、Radeon HD 4860とでもしたほうがしっくりきます。
Hardwafe-InfosにはPowerColor製とされるRadeon HD 4790カードの写真が掲載されており、これを見ると、ファンはおそらく2スロット占有タイプ、補助電源コネクタは6-pin x2となっています。

なお、原文には800以上のStream Processorという書き方がされていますが、RV790のフルスペック版であるRadeon HD 4890が800spであることを考えると、4790も800spと考えるのが妥当でしょう。

RV870 CAN APPEAR AT THE END JUNE(Xtreview.com)

Computex 2009ではDirectX 11をサポートするAMDの“Evergreen”のデモが行われた。このデモでは実際に動作するカードが使われた。
このAMDのDirectX 11対応GPU―“Evergreen”はWindows 7と同時期、つまり10月か、あるいは11月から12月にかけて登場すると見込まれていた。


しかし、関係者によると、“Evergreen”の上位モデルであるRV870は6月末にアナウンスされるという。この時期まで、TSMCの第2世代の40nmプロセスがリリースされるという。第2世代の40nmプロセスではこれまでの40nmプロセスにあった問題は全て解決されているという。なので、AMDはRV870の生産を始められるという。

繰り返しになりますが、RV870の登場時期に関しては様々なメディアがいろいろな推測を述べています。今回の6月というのも、数ある推測の1つに過ぎないでしょう。
RV870の登場時期は早いものでは今回の6月末、遅いものでは2009年末から2010年初めと言われています。

AMD Plans Price Cut For HD 4800 Series In Q3(VR-Zone)
AMD reported planning price cuts for Radeon HD 4800 models(TechConnect Magazine)

来月7月の初めに、AMDはRadeon HD 4890, 4870, 4850の値下げを計画しているようだ。値下げ幅は最高$50となる。この動きは9月にRV870が登場することを受けて、その前に在庫を減らすための措置と見られる。

Radeon HD 4890の価格は$249から$199に、4870は$199から$149に、そして4850は$100未満となるようだ。

Radeon HD 4800シリーズの在庫解消目的の値下げが行われるということは、逆に言えばRadeon HD 5800シリーズの登場が近いことを意味します。
にしても、GPUの価格も安くなったものです。

AMD DX11 RV8xx Card Exposed(VR-Zone)
AMD Radeon RV840 Graphics Card Caught on Camera(techPowerUp!)
AMD Evergreen: 40nm DirectX 11 GPU Silicon Arrives(AnandTech)

ComputexでDirectX 11対応のゲームシステムのデモが行われた。そしてVR-Zoneではその様子を何とか捉えることができた。
現時点ではその様子を事細かにはお伝えできないものの、DirectX 11のデモに使われたカードは約8.5インチで、デュアルスロットタイプ、電源コネクタは6-pinが1個だった。このカードはおそらくメインストリーム向けのRV840ではないかと思われ、AMDのDirectX 11対応GPUである“Evergreen”シリーズの一員だろう。このシリコンはA10 revisionで、おそらく大量生産開始までもう1度改良が行われるだろう。DirectX 11対応GPUは9月のローンチを目標としており、10月22日のWindows 7よりも前の登場が見込まれる。


ComputexではDirectX 11対応GPUのウエハも公開されています。ここからダイサイズを推測すると、180mm2強となるようです。RV770は約260mm2、RV670は約190mm2で、サイズはRV770よりも縮小しRV670に近い価となっています。これがRV870であるとは明確に述べられていませんが、ダイサイズの数字だけで判断すれば、これがRV870の可能性は十分あります。
さて、デモに使われたGPUは補助電源が6-pin x1、カード長が8.5インチだったということですが、これだけではRV870かRV840であるかを判断するのは難しそうです。

[COMPUTEX]AMD,DirectX 11世代のGPUを用いた初の動作デモを実施(4Gamer.net)
AMD Unveils World's First DirectX 11 GPU(DailyTech)
AMD shows DirectX 11 GPUs at Computex(NordocHardware)
ATI Shows Off World’s First “Evergreen” DirectX 11 Graphics Processor.(X-bit labs)
AMD shows off DirectX 11 graphics chip(TG Daily)
AMD Presents First DX11 Demos @ Computex(VR-Zone)

Computex 2009でAMDは世界初となるDirectX 11対応GPUを公開した。AMDはこのDirectX 11対応GPUのデモを行い、顧客やゲーマーにさらに強化されたコンピューティングエクスペリエンスの片鱗を見せることが出来たとしている。なお、このDirectX 11対応GPUは2009年終盤に登場する。
AMD DX 11 GPU in October(Xtreview.com)

AMDの最初のDirectX 11対応GPUは2009年10月中に登場する。ちょうどこの時期はWindows 7が登場する時期で、(GPUの)需要も増加すると見られている。AMDは新世代のGPUの生産準備を開始しているが、技術的な問題が立ちふさがっており、同社はTSMCの40nmプロセスの技術的な問題が取り除かれるのを待っているという。

一方のNVIDIAもGT300を登場できるようにして入るものの、TSMCの40nmプロセスの問題解決を待っているとこの情報では述べています。まさに親亀こけたら皆こけた状態でTSMCのトラブルによりAMDとNVIDIA双方が足止めを食った様相です。

AMDのDirectX 11世代のGPUというのはRV870と呼ばれることが多いですが、これの登場時期に関しては様々な情報が飛び交っておりいまひとつはっきりしません。ただ、傾向として最近の情報では第4四半期ごろとしているものが比較的多く見られます。

AMD HD 4730- und HD 4750-Gerüchte(Hardware-Infos)
RV740大小通吃,HD4750性能测试(Chiphell)

Radeon HD 4730は(4700番台を名乗っていはいるものの)55nmプロセスのRV770コアを使用している。本来のRV770は10のSIMDユニットを持ち、Stream Processor数は800となる。しかし、Radeon HD 4730ではSIMDユニット数は8となり、Stream Processor数は640となる。TMUは32である。また、メモリインターフェースも本来の256-bitから128-bitに半減している。しかし、メモリは900MHzのGDDR5が使われている。コア周波数は700MHzである。

Radeon HD 4750はRadeon HD 4770と同じ40nmプロセスのRV740コアを使用する。メモリは4770が800MHzのGDDR5だったのに対し、4750では900MHzのGDDR3となる。なので、帯域は4770の半分ほどとなる。

ChiphellにはRadeon HD 4750のベンチマークが掲載されています。
ベンチマークスコアはRadeon HD 4830を下回る程度で、GeForce9600GTと抜きつ抜かれつといったところです。当然4830を上回る4770よりはスコアが低くなっています。
消費電力はなかなか優秀で、Radeon HD 4770よりもIdle時で8W、Load時で20W抑えられ、GeForce9600GTと比較しても低消費電力に仕上がっています。
4750がどのような形で出てくるのかはまだ不透明ですが、ぜひとも補助電源コネクタなしで登場して欲しいものです。

Three AMD DX11 Graphics Cards Expected Late 2009(Expreview.com)
AMD R800, RV870 und RV840 noch dieses Jahr(Hardware-Infos)

AMDは複数のDirectX 11 GPUを計画している。今までにその名前が登場している(パフォーマンス向けの)RV870の他に、ハイエンド向けのR800、ミドルレンジ向けのRV840、ローエンド向けのRV810がある。なお、R800は2つのRV870を載せたDual-GPUカードとなる。

R800はRadeon HD 5870X2になるのではないかと推測されるが、1200 x2のStream Processorを持ち、メモリはGDDR5を搭載、周波数はコア950MHz、メモリ1150MHzになる。帯域は286GB/sである。

AMDのDirectX 11対応GPUはまずRV870が登場し、その後R800がリリースされる。続いてRV840が今年中に投入される。一方、RV810に関しては何の情報もない。

R800のスペックに関してはおそらく流動的要素を多分に含んでいるでしょう。製品名に関しても、Expreview.comではRV870がRadeon HD 5870、RV840がRadeon HD 5850になるのではないかと推測していますが、これも推測に域を出ていなさそうです。コアが変わると製品名の百の位が変更されることが多いので、RV870コアならRadeon HD 5800シリーズ、RV840ならばRadeon HD 5600シリーズとなる方が自然に思えます。