私ことWill=Northが興味深いと思ったPCパーツの情報を紹介していくblog。優雅なニュースをスキマからお届けします。
Ion 2 to Have More Than Twice Ion’s Shaders?(Expreview.com)
ION 2 has 2X+ more shaders(Fudzilla)

IONの成功に引き続き、今年末にはION 2が登場するといわれている。ION 2は40nmプロセスで製造される。初代IONのStream processor数は16であったが新IONでは32となる。

“ION”はAtom向けのNVIDIA IGPを指しているような印象をときに受けますが、最近の情報ではNVIDIAはION(≒GeForce9400Mや9300Mなど)だけのものではなく、CULVなどでも使われうるとしています。
“ION 2”のStream Processor数は32以上になるといわれ、現行の“ION”(16 sp)の2倍以上となります。Stream Processor数が32というとGeForce 9500GT / 8600GTが該当し、IGPとしてはなかなかのグラフィック性能になりそうです。
Dual-Core CULV processorとION 2を組み合わせた小型ノートPCが欲しくなりますね。

NVIDIA IS NO MORE INTERESTED IN AMD CHIPSET(Xtreview.com)

既にここしばらくNVIDIAはAMD CPU向けのチップセットをリリースしていない。最後のチップセットはnForce980a SLIになるが、基本的には以前のチップセット(=nForce780a SLI)と代わらない。

AMDがATiと合併してからは、NVIDIAはAMD CPU向けのチップセットの拡大にもはや興味がなくなってしまったようで、Intel CPU向けに集中することになったという。

だが、関連筋の報道によると、Intel CPU向けチップセットの開発もあまり形になっていない。NVIDIAはDMIをサポートするIntel CPU向けのチップセットを作るためのライセンスを獲得できていない。QPIバスのLGA1366プラットフォーム向けはもともとチップセット開発予定はない。

しかしその一方で、Computex 2009ではSLIをサポートするLGA1156マザーボードが多数展示されていた。LGA1156プラットフォームはIntel 5 seriesチップセットでSLIをサポートできるようになるのだろう。

Socket939からAM2の初期まではNVIDIA製チップセットが全盛の時期でした。特にnForce4シリーズを使ったことがあるという人は多いのではないでしょうか。
AMDがATiと合併して690Gが出てきたころから風向きが変わり、7 seiresが登場してからは、すっかりAMD向けnForceの影は薄くなってしまいました。

Nvidia To Unveil MCP89E Chipset For Centrino 2(VR-Zone)
Nvidia prepping DDR3-only MCP89E chipset for Centrino 2 laptops(TechConnect Magazine)

NVIDIAはCentrino 2向けにDDR3メモリをサポートするMCP89Eを投入する。MCP89Eは同様にCentirno 2向けであるMCP79と共通点がいくつかあり、両者ともにpin互換である。
Nvidia Preparing MCP82 XE Chipset for AMD AM3 CPUs(VR-Zone)

NVIDIAはMCP82XEチップセットを今月末にnForce980a SLIとしてローンチする。
MCP82XEは基本的にはMCP72XEと同じ仕様となり、違いはSocketAM3 CPUへの対応のみとなる。


◇MCP82XE
  ・PCI-Express 2.0
  ・HyperTransport 3.0
  ・Hybid SLI対応
  ・Triple/Quad SLI対応
  ・USB 2.0:12
  ・S-ATA 3.0Gbps:6
  ・Gigabit Ethernet
  ・HD-Audio

PCI-Express 2.0のレーン構成はVR-Zoneの図を見るとx16 / x1 / x1 / x1となっています。x16レーンが1本しか出ていないように見えますが、nForce780a SLIと同じ仕様のものならば、ここにnForce200をかませてQuad SLIを実現するのでしょう。

Nvidia confirms Ion platform for VIA, scheduled for release in 2009(DigiTimes)
Nvidia Still Interested in Via Technologies’ Processors.(X-bit labs)

NVIDIAは2009年にVIAのNanoをサポートする“Ion”プラットフォーム(Ion 2)をローンチするようだ。このプラットフォームは現在開発中であるという。

NVIDIAとVIAの2社は2008年初めから提携に関して話し合いを進めており、MCPビジネスのGeneral managerであるDrew Henry氏が低コストPCプラットフォームでVIAと組むと説明した。

Henry氏は最初のAtom向けIonプラットフォームは$299となり、2009年6月にローンチされるという。

NVIDIAのAtom採用によって消えたかに見えたVIAとの提携ですが、まだ生きていたようで“Ion”のNano版ともいえるプラットフォームが出てくるようです。現在行われているIntelとの裁判の行方によっては“Silverthorne”の次の“Pineview”に対応するチップセットは作れなくなりますから、VIAとのつながりを保っておくというのは賢明な判断といえそうです。

Nvidia To Launch nForce 980a SLI Chipset In March(VR-Zone)
Nvidia nForce 980a SLI AM3 chipset to debut next month(TechConnect Magazine)
NVIDIA to rename GeForce 9800 GTX+ as GeForce GTS 250; nForce 780a SLI renamed as nForce 980a SLI(ocworkbench.com)

NVIDIAはnForce780a SLIチップセットを改名しnForce980a SLIとするようだ。これに伴うスペックの変更はない。ASUSは既にnForce980a SLIを搭載した“M4N82 Deluxe”をアナウンスしている。
Ion-based PCs to hit the market by 2Q or 3Q this year, says Nvidia(DigiTimes)

NVIDIAの“Ion”プラットフォームの採用製品の計画を公式に説明しているPCメーカーはまだないが、NVIDIAによるといくつかのPCベンダーが“Ion”プラットフォームを採用し、搭載製品を2009年第2四半期後半から第3四半期前半にかけてローンチするようである。

噂ではAppleが“Ion”プラットフォームを採用候補に挙げているとされているが、公式な説明はまだない。

自作PC向けのMini-ITXマザーが出るとすればこの時期になるでしょうか。ただ、第2〜3四半期になるとすぐ後に“Pineview”が控えていることになります。

Intel、『Atom』での NVIDIA チップ締め出しを否定(japan.internet.com)

12月24日にNVIDIAの“Ion”プラットフォームに対し、IntelはAtomを945GSE・945GCチップセットとの組み合わせでのみで販売するという趣旨の報道がDigiTimesからされましたが、Intelは25日、それを否定しました。

ベンダーが Ion プラットフォームを採用することを妨げるものは何もない。われわれは Atom をプロセッサ単独で、あるいはチップセットとのパッケージとして販売している。

つまり、Atom単体でも販売され、NVIDIAのMCP79・7Aと組み合わせることもできるようです。
ただ、次世代Atomである“Pineview”ではCPU側にノースブリッジ機能のほとんどが統合されることになり、チップセットによる機能の差別化はしにくくなります。この時にNVIDIAがどういった対応をとるのかが注目されます。

(過去の関連エントリー)
IntelはNVIDIAの“Ion”プラットフォームを認めない(2008年12月24日)
Intel insists Atom only for Intel chipsets, does not want to share Nvidia's Ion(DigiTimes)

NVIDIAはIntel Atomを使用した“Ion”プラットフォームをアナウンスしたが、Intelに煮え湯を飲まされることになりそうだ。

NVIDIAはGeForce9400 mGPUとIntel Atomで構成される“Ion”プラットフォームを推進しているが、これはIntelが現在のAtomの価格体系を変えてくれるのではないかという期待の元に成り立っている。現在のシステムではIntelはAtomをチップセットと一緒でなければ売らない。そしてもしベンダーがAtomだけを買うことができなければ、“Ion”プラットフォームは割高になってしまう。NVIDIAそれぞれのPCメーカーを回り、MCP7AおよびMCP79とAtomを組み合わせたシステムを作ることができるよう呼びかけている。

しかし、IntelはAtomはネットブック・ネットトップ向けであり、945GSEまたは945GCチップセットと一緒でなければ販売しないと繰り返している。
つまり、IntelはMCP79をAtomベースのネットブック・ネットトップ用として認証する計画はないようである。


このIntelの動きは当然かもしれません。
現在、IntelプラットフォームでBlu-ray再生などのHD動画コンテンツを鑑賞するにはCore2系CPUとG45系チップセットが必要となりますが、ここにNVIDIAがMCP79, 7Aと一緒にAtomを持ち込まれると、今までのCore2+G45のシェアが多かれ少なかれ食われることになります。Intelとしては当然こんな展開は望むはずもなく、あくまでも現在のネットブック・ネットトップの位置にAtomを留め置き、HD動画鑑賞などの性能を有する作業にはCore2系をすすめたいところでしょう。

Nvidia Chipset For Intel Atom Supports SLI(VR-Zone)
NVIDIA Atom chipset can support SLI(ocworkbench.com)

NVIDIAはAtomをサポートするチップセットとしてMCP7Aの特別版を用意しているようだ。興味深いのはこのチップセットが2本のPCI-Express x8レーンによるSLIをサポートしていることである。MCP7Aは最高4本のメモリスロットを搭載し、DDR2-800 / 667 / 533に対応する。この他のスペックは以下の通り。