北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
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The AMD Innovation Technology Summit will unveil the Ryzen 5 processor with a Vega display chip(XFastest)

AMDは3月16日に中国でAMD Innovation Technology Summitを開催する。このイベントの目玉となるのやRyzen 5と次世代GPUとなる“Vega”である。

XFastestの前半の内容は3月16日に中国でAMDのイベントが開催されるという話ですが、後半はAMDの来年までのロードマップの話に移っています。

今年のAMDのデスクトップprocessorは最大8-coreのCPUとなる“Summit Ridge”と“Excavator”世代のAPUである“Bristol Ridge”となる。そして2018年になると“Summit Ridge”の後継として“Pinnacle Ridge”が登場する。“Pinnacle Ridge”もまた最大8-coreのCPUとなり、TDPは95Wとなる。そしてAPUは“Zen CPU”と“Vega GPU”を組み合わせた“Raven Ridge”となる。
 
これはAMD Client Roadmapと題された資料に掲載されたものです。上二段がuPGA packageの製品、下二段がBGA packageの製品となります。現時点ではuPGA=デスクトップ向け、BGA=Mobile向けと言い換えても大幅にずれることはないでしょう。

uPGA packageの最上段はFX seriesからRyzen 7/5に続くハイエンドデスクトップCPUで現在は“Summit Ridge”がここを担っています。そして来年には後継となる“Pinnacle Ridge”が登場します。“Pinnacle Ridge”については先日にも情報が出ており、“Zen 2”世代のCPUと考えられています。

uPGA packageの二段目は“Kaveri”や“Godavari”が担ってきたメインストリームたるAPUの製品ラインとなります。そして2017年にここを担うのは“Bristol Ridge”となるようです。“Bristol Ridge”は昨年AM4対応製品が出たものの未だに自作PC向けには投入されていませんが、Ryzenの発表イベント時にどこかの時期で投入される可能性はある、という公式のコメントが得られています(投入されたとするとCore i3下位からCeleronが対抗製品となるだろうか)。

そして2018年に入るといよいよ“Zen”世代のCPUと“Vega”世代のGPUで構成される新APU―“Raven Ridge”が登場します。“Raven Ridge”は先行して2017年にFP5 BGA packageでMobile向けに投入され、これにやや遅れる形でデスクトップ向けにAM4 uPGA packageで投入される模様です(ぜひともリテール向けにも回してほしいものである)。




WikiChipのツイートにはAMD Client Micro-PGA socket Roadmapというもう少し詳しいロードマップが掲載されています。

2018年のCPU/APUはいずれも原稿のAM4 socketを使用し、チップセットも“Promontory”(=X370, B350, A320)で変更はない模様です。“Pinnacle Ridge”も前述の通り最大8-coreでTDPも最大95Wと現在の“Summit Ridge”の構成を踏襲します。興味深いのが“Raven Ridge”でCPUは既報の通り“Zen”世代のコアが4-coreとなりますが、GPUは“Vega”世代のコアを11 CUとなる模様です(ちなみに“Bristol Ridge”は“Excavator Gen.2”世代のCPUを4-coreと“Tonga”世代のGPUを8 CU (512sp) 搭載する)。“Vega”のCompute Unitの構成が今まで通り64のStreamProcessorで構成されるなら、“Raven Ridge”のGPUは704基のStreamProcessorを搭載するものとなります。




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コメント
この記事へのコメント
155435 
Raven Ridgeは2018年か……
11CUってのも何とも言えないですわ
仮にHBM2を積めば、既存のAPUに比べてメモリ帯域のボトルネックが無い分iGPUの性能はダンチになるだろうけど、それにしたって11CUがフルスペックで稼働できるっていうだけの話
RX460越えられるかどうか
2017/03/15(Wed) 17:41 | URL | LGA774 #-[ 編集]
155436 
APU+dGPUのゲーミングノートの登場に期待
2017/03/15(Wed) 17:53 | URL | LGA774 #-[ 編集]
155437 
WikiChipツイートの画像2枚目を見る限り、
2018年までの予定ではAPUへのHBM系メモリ搭載は無さそう?
2019年だとHBM3になるのかな…。
2017/03/15(Wed) 18:21 | URL | LGA774 #-[ 編集]
155438 
Raven Ridgeって2017年の10月~12月に登場だったんじゃ…
潤沢に出回るのが2018年という解釈なのかな?
2017/03/15(Wed) 18:59 | URL | LGA774 #-[ 編集]
155444 
>>155438
組み込み向けが年内、PC向けが年明け以降ということでは?
2017/03/15(Wed) 21:04 | URL | LGA774 #-[ 編集]
155449 
Raven Ridgeは明らかにノート向けを狙ってるね。
デスクトップには8core16ThreadのHBM2が欲しい。
そんなの出てほしいんだけどなぁ。
2017/03/15(Wed) 21:48 | URL | LGA774 #-[ 編集]
155451 
Core i3 + Geforece 1050とかの構成の最低ラインゲーミングPCに対して価格競争力を持つものが出てくるかどうか、だろうなぁ。
2017/03/15(Wed) 22:37 | URL | LGA774 #mQop/nM.[ 編集]
155452 
いつものAMDで安心した。(すっとぼけ)
AMDの法則だと、Raven Ridgeの登場は18年の第二四半期後半か第三四半期前半かなー。
かな・・・。はうぅ~。
2017/03/15(Wed) 22:38 | URL | LGA774 #-[ 編集]
155454 
最上位のデスク向けがフルスペックなら問題無い
おそらく12or14cuだろうし
モバイル向けが4コア3.2Ghzの11CUならIntelより高スペックになるだろうし
2017/03/15(Wed) 23:10 | URL | LGA774 #-[ 編集]
155458 
Intelはメインメモリの帯域不足をeDRAMで克服したけどAMDはあくまでもメインメモリだけでゴリ押しするのかはたまたHBMを搭載してくるのかまだよく見えないね
両社とも内蔵GPU強化のためにメインストリームのメモリを4chに対応させる気はないらしいね
2017/03/16(Thu) 07:57 | URL | LGA774 #-[ 編集]
155461 
>いずれも原稿のAM4 socketを使用し
現行の、ですね
2017/03/16(Thu) 09:22 | URL | LGA774 #-[ 編集]
155472 
RavenRidgeはモバイル版が2017Q4に先行する、みたいな話になっていたような…
11CUって半端に感じるけど、GPUでよくやってるみたいに12ある内1つ無効にしているタイプなのだろうか
2017/03/16(Thu) 19:03 | URL | LGA774 #-[ 編集]
155473 
11CUだって? Asrockの出番だな
2017/03/16(Thu) 20:35 | URL | LGA774 #-[ 編集]
155480 
Raven Ridgeは少なくともダイ的には12か14CUじゃないの
APUでi5+1050あたりをターゲットにするくらいやって欲しい所を考えるとvega11=RavenのGPUってことで16CUくらい積んできたら喝采喝采
2017/03/16(Thu) 22:56 | URL | LGA774 #-[ 編集]
155495 
IntelのCoffeelakeが6コアをメインストリームに持ってくるんだよね?
AMDは4コアAPUで対抗するのかぁ・・・
2017/03/17(Fri) 23:51 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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